鹿児島県いちき串木野市では未明から大雨となり、現在避難指示の発表、土砂災害警戒情報は発表されています。
特に市来地域の大里、川上、湊町全域で避難指示があり、西回り高速道路の通行止めや、大里川の越水による浸水等で各地一般道路の通行止めとなっております。
建設業として災害事例は一通り把握しておりますので皆様にお伝えしたいと思います。
1、お住いの地域の河川、裏山、低地道路の情報は天気のいい日に事前に確認をお願いします。
2、大雨が降ってから住宅の裏山を確認するなど危険行為はやめて非難しましょう。
3、水位が上がった河川には、興味本位で立ち入らないでください。
4、近隣の水路も水量が増したら危険です。大人でも水流に呑まれたら抵抗できません。大雨の降る中、詰まったごみの掃除など絶対だめです。
5、間知ブロックの水抜きパイプから大量の水が出ていたら危険な状態です。水圧でブロックが崩壊しますので避けてください。
6、道路に石が落ちていたら、崩土や地滑り、落石の予兆です。
7、出来るだけ開けている道路をご利用ください。山の抜け道などは極力避けてください。
8、側溝の水がきちんと吐けていると思わないでください。劣化による小さな隙間から水が入り、吸出しが起こり、のちに陥没する恐れがあります。
9、浸水した道路では通れる基準が車のマフラーの高さまでです。マフラーに水が入ったらもう動きません。
10、どんな雨の日でも建設会社は待機しています。お困りの際は自分で対処せず、お知り合いの業者にご連絡ください。
以上、考えうる範囲で抽出してみました。
今週はずっと雨の予報となっています。長雨によって土に水分が多量に含まれ、崩土等に繋がります。これから1週間は特にお気をつけください。
(上記はいちき串木野市大里地内による地滑りです。テレビで報道されるような状況が近くにあります)