7月の豪雨とは一転、暑い夏がやってきました。
串木野建設業協会青年部では毎年恒例の海の日の清掃活動を行いました。
これらは、海の日の朝に市民の方々が収集した海岸のごみを、私たちが集積し処分するという活動です。
7月の大雨により、いちき串木野市の照島海岸には多くの漂流物が流れ着き、市民の方々も清掃に苦労されたことと思います。膨大な量でした。
こういった活動は建設業として率先して協力していきたいのですが、なにかこう考えることもあります、、、。
海の日の清掃活動は別として、最近では「建設業は公共工事を受注しているのだから、ボランティア作業をするのは当然だ」、、、といった風潮があるような気がします。
私たち建設業はもちろん公共工事を受注する会社もありますが、主たる受注は民間工事である建設会社もあります。もちろん努力して営業して。
市民の方々が納める税金だけを糧にしているわけでもありません。
もちろん、建設業である限りは私たちが持つ人的支援や、資機材を活用して社会に貢献する事も必要不可欠であると思います。
しかしながら、誰かに依頼されてからのボランティアと、私たちが自ら率先して行動するボランティアでは、その性質は異なると思います。
それに年々、建設従事者も少なくなってきています。現在では若者がなかなか入ろうとは思わない、そんな業界になっているのは事実であると思います。
ボランティアの在り方や、今後の建設業の行く末を心配する今日この頃です。
